阿寒の森間伐材アート展

今年で第6回となる「阿寒の森間伐材アート展2024」の開催が決定しました!
場所は例年通りの釧路市生涯学習センターまなぼっと1F市民展示ホールになります。たくさんの企業様、有志の方の協賛により入場無料でご覧いただけるようになっていますので、皆さんお気軽に足を運んでください。
今年は新しい仲間が加わり、11人の作家の作品を展示する予定にしています。今まさに阿寒湖畔で生み出されている作品の数々をご覧にいれますので、楽しみにしていてください!

釧路市生涯学習センターまなぼっと(地図)

思い返せば第1回は阿寒湖畔での小さな小さな展示に始まりました。
木を提供してくれている前田一歩園財団の方や地元阿寒湖の方に見てもらえればと思って始めたアート展で、予算もなく急造の台に作品を並べるだけの展示会でした。それでも多くの作家の作品が一堂に会したこともあり、それなりの反響をいただきました。
阿寒観光協会や市の観光課などから、その面白さをもっと大きな場所で多くの方に見ていただけないかとのアドバイスをいただき、第2回には現在と同じ釧路市生涯学習センターまなぼっとでの開催を実現することが出来ました。それでも最初は予算もそうですが、大きな場所での展示経験のない作り手の集まりだったこともあり、お世辞にも質の高い展示とは言えない状況でした。
しかし、いざ開催してみると色々な方からアドバイスをいただけたり、自分達でも勉強するようになるので、年を負う毎に良い評価をいただくようになりました。
私たち作家にとっては作品を見ていただくことはとても励みになり、より良い作品を作っていくためのモチベーションになります。お陰様でどの作家も年々ハイレベルな作品に挑戦するようになり、間違いなく力を増しています。

このようにアート展はお客様には楽しんでいただくためのイベントですが、作家にとっては成長のための装置となり、『阿寒の森間伐材アート展』は阿寒湖の木彫り文化の発展に大きく貢献していると思っています。
阿寒の森 間伐材アート展実行委員会 岡田 実

「一本の丸太、ここから命を吹き込んでゆく」

阿寒の森間伐材アート展は、阿寒湖周辺の森(前田一歩園財団の管理地)の森林保全を目的に伐られた木を、阿寒湖畔で活動する作家が作品にしたものを楽しんでいただく展示会です。

そのほとんどが製紙原料として活用されてきた財団の間伐材ですが、近年、その一部が地元の作家に提供されるようになりました。

このことは作家にとっても、とても嬉しいことでした。

自ら愛する阿寒湖の自然、それを育むために間伐された木を使えることは、私たちにとって、たいへん重要なことなのです。

作品を通して阿寒湖の素晴らしい自然を未来に繋げていきたい、という人々の想いを感じていただければ、阿寒湖を今までよりもっと好きになっていただけることと思います。

来場者の皆さまにも間伐材アートに参加していただける<間伐材プレート>
支援いただいた皆様のお名前を間伐材アートにします!
間伐材プレートは阿寒湖の作家たちの作品とともに展示させていただきます。


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